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「愛しのフルーラ様」




──ちゅ……ちゅぷっ…ちゅっ……ぺろっ……

わざと鳴らしているような卑猥な水音が部屋に響く…
アーシア島の海の見える小屋…吹き抜ける風が気持いい。

オレンジの髪留めとゆったりとしたワンピースを着た少女が椅子に座って目を閉じている…
何かに耐えるように…胸のオカリナを両手で包み込んでいる

足元にラフな格好の少年…少女の白い足に舌を這わしている…水音の正体は、この少年の口づけの音。


「んっ……いいわよ、シゲル。もっと、奉仕しなさい」

「……わかった…いや……わかりました…フルーラ…さま……」

────ちゅっ……


フルーラのふくらはぎに舌を這わせるシゲル…
舌をつーっと上下に這わせながら太ももを柔らかく揉みしだく。
優しく、マッサージするように…女王に奉仕するように…唇で甘く刺激を与えながら、足先に降りる。

「サンダル……脱がせても……よ、よろしいですか?」

緊張しているのか、真っ赤になって足先を見つめたまま話すシゲル。
ハァと、ため息をついてシゲルの頭をポンポンと叩くフルーラ

「よろしい、許可します。…シゲルくん」

わざと言っているように軽くシゲルの名前を呼ぶフルーラ。
その言葉を聞いて、両方のサンダルを脱がせるシゲル。

素足になったフルーラの両足を優しくタオルで拭き、そして口に含む…
親指をもごもごと口の中で愛撫する…ああ誌の指の間に指を入れ、マッサージも怠らない。

右足をゆっくりと床に下ろし、左足に向かうシゲル。
同じように指先をやわやわと揉むと、ほぅっ…とフルーラの口から息が漏れる。


「気持いいわよ…シゲル…くん……あたしがご褒美をあげるわ…」

先ほど奉仕が終わったばかりの右足をしゃがみこむシゲルの下半身に入れる…モゾモゾとズボンの上を進み、根元に到達する
そこには小さな肉茎が…足の指をやわやわと動かし、刺激を与える

血液が注入され、大きくなっていく肉茎……フルーラの足の裏に大きくなったモノの刺激が伝わる。
気にせずに足の指を動かし、刺激を与え続ける…時々、肉茎の形を確かめるように足先を動かすことも忘れない…

「大きくなっちゃって…あたしの足が気持いいみたいね。……スケベなんだから。」

ふふっと含み笑いをしながら足を舐めるシゲルを見つめるフルーラ。
足をシゲルの下半身から引き抜き、目を閉じて、何かを考えるように息を吐き……ポツリと一言

「一度しか言わないわ。あたし、暑いの。」

足のマッサージをしながらその言葉を聴くシゲル。
…ゆっくりと足を床に置き、ゆっくりと立ち上がろうとする。

「フ、フルーラ…様……失礼致します…」

首にかかっているオカリナをゆっくりと持ち上げ、机の上にコトンと置く。
そして、椅子の背にタオルをかけ、胸のボタンを外す…震える手が離れると、胸元があらわになったフルーラが見上げている。

「し、失礼しま…す……」

フルーラを背中に手を差し入れ、そのままお尻の方を支えながら、
左手を使って足先のほうからワンピースのスカート部分をたくし上げる。

腰のあたりにくしゃくしゃに丸まってしまうワンピースのスカート。
チラチラと見える白とピンクのストライプのパンツ

肩口を両手で持ち、ゆっくりと持ち上げる…ワンピースはスルスルとシゲルに奪われてゆく
ワンピースを脱がせると、綺麗に折りたたむ…その様子を見つめるフルーラ…


「よろしい……」

両腕を胸の前で軽く組み、満足したように言う。
そのままシゲルの手をとり、胸に導きながら頬を染めてつぶやく。

「あたしを熱くして…これは命令よ」

付け加えるように命令という言葉を使うフルーラ。
胸に当てられた手は暖かく、そしてゆっくりと力を入れてくる……
柔らかな胸をやさしく揉んでいくシゲル。胸の先端に指を当て、ふにふにと刺激する…
…もう片方の乳房を手に取り、自己主張を強めていく胸の先端は口に含む

──ちゅっ……ちゅっ、ちゅっ…ちゅぴっ……ちゅっちゅっ…

音を立てて胸の先端を吸う…舌を回して乳房を刺激する…


「んっ…だ、だれが舐めていいと言った…の?……で、でも、いいわ……奉仕、し、しなさい……」

刺激に耐えながら行為を咎めるフルーラ…しかし、そのまま奉仕させることを選んだようだ。
目を閉じて、時折口から漏れる艶声…

──ふぅっ……んっ…………ん…ゃ……

両方の乳房がシゲルの舌によってテラテラと光っている…肌はすこしピンク色に上気している…
無意識のうちにシゲルの肩に手を置くフルーラ
…そのまま力を入れると乳房から唇を離され見上げられる

「そ、そんなに舐めるのが好きなら、ここも舐めてもらえるかしら?」

おずおずと両足を開き、白とピンクのストライプのパンツを見せ付ける…汗なのか、しっとり濡れたパンツ

「よろしいのですか?フルーラ…様……」

シゲルがしゃべったその息を感じてビクッと肩を震わせるフルーラ

「あ、あたしの…命令に逆らう…の?……は、はやくしなさい……」

パンツの上から舌を這わせるシゲル…ぺろっ、ぺろっ…と舐めるとパンツの真ん中がいっそう湿ってくる…
太ももを両手で支えながら舐め続ける…頭の後ろに軽い力を感じる…
フルーラがシゲルの頭を抑えている…もっと舐めて欲しいということなのだろう……


──ちゅっ……ぺろっ……れろ、れろっ……ちゅっ…ちゅちゅっ……

「んっ…はぁ……ん……う、うまいじゃない…の……はぅんっ……」

真っ赤な顔だが、見下すようにシゲルを見つめるフルーラ…手はシゲルの頭を抑えたままだが。
と、シゲルがもぞもぞと動くのが見える…先ほど刺激された肉茎…それがいよいよ暴れ始めたらしい…

「…どう、した?……もぞもぞと動いて…どこかむず痒いのか?」

…なるべく冷静に冷淡に聞こえるように一言一言発するフルーラ。
ピクッと肩を震わせたシゲルだが、何も言わずに唾液でパンツをびしょびしょに濡らそうと舌を這わせる

「ふふっ……あたしのを舐めるだけで…大きくしてるの?」

微笑を浮かべながらシゲルの頭を撫でる。
片足を下腹部に差し入れ、また根元を足の指で刺激する

淫らな水音の響く小屋の中…唐突にフルーラの声が響く。

「もう…いいわ……ぜんぜん気持ちよくないわ」

上気した顔でとろけそうな目をしながら呟く。
見上げるシゲルの顔を見つめて、口を半開きにしたまましばらく沈黙……

「…………シゲル、自分でしてみて……して、みなさい」


シゲルの肩に手を置き、耳元でささやくように告げるフルーラ。
恥ずかしそうにうつむくと、カチャカチャとズボンのベルトを外すシゲル…
トランクスが破れそうなぐらい大きくなった肉棒

右手で支えて、ゆっくりとしごき始める…


「あたしに…もっとよく見えるように…そう、私を見つめてしなさい…」

頬に手を当ててシゲルの目の前でそう言う。
とろんとした瞳、震える唇、上気した頬……

唾を飲み込み見つめるしかないシゲル。
右手は規則正しく肉棒を擦る…

「んっ……はぁっ…………はっ、はっ…」

息を吐き出しながら自らを慰める…目の前には、あと少し踏み出せば口づけができる距離で見つめるフルーラ
恥ずかしさと気持ちよさがごちゃまぜになって…どんどん腰の奥底に何か熱いものが溜まっていく…

「もう…出したいんでしょ…わかるわよ……目を閉じて気持ちを集中させれば、すぐに出ちゃうわね…」

両手で頬を支えられフルーラ以外見えないようにされる…ゆっくりと頬に当てられた指がシゲルの口に近づき…

──ちゅっ…

口内で円を描くフルーラの指…舌を絡めて味わう…


「フ、フルーラ……さ、ま……ボクは…もぅ……ダメで…すっ」

擦っていた手が止まり…腰の奥底から白く熱い液体がほとばしる
──ビュクッ!ビュルッ!ビュッ、ビュッ……ビュッ!

シゲルの手、フルーラの下腹部…胸、口元……白濁液が飛び散る
一瞬目を大きく見開いたが、すぐにまたとろけた瞳で見つめなおすフルーラ

「だれが、イっていいって……言ったの?」

自分の身体にかかった白濁液を指先にすくい、口元に持ってくる…
舌を伸ばしてぺろぺろと指先の白濁液を舐めるフルーラ

舐め取り、すくい、舐め取る……自分の身体にかかった精液をシゲルに見せ付けるように舐め続ける…

ハァハァと息をしながらも、その様子を見つめることしかできないシゲル


「もう…我慢できない……でしょ?」

まるで自分に言うような口調で、最後にあわてて「でしょ?」と付け足す。
椅子から降りてシゲルの肩を持って力を入れる…

ひざをつき、後ろ向きにゆっくりと倒れる…フルーラはその上にのしかかる
トロトロと蜜が溢れる秘所を指で開いて見せ付けながら、切なそうに指を咥える…

「あたしを満足させなさい……シゲル…」

──ズッ…ズズズズズ……

ゆっくりと、まだ硬さを失わないシゲルの肉棒を咥え込んでいくフルーラの秘所
すべて飲み込んだところで、胸に手を置き、ふぅっと息を吐く


「あなたが動きなさい…そして、あたしを満足させなさい…」

恥ずかしそうに小さな声で命令するフルーラ
その声を聞いて、腰に手を当てて力を入れるシゲル…

ゆっくりとフルーラを持ち上げ、落とす。持ち上げ、落とす。
パツンッ、バツンッとフルーラのお尻とシゲルの下腹部の肉の当たる音が聞こえる


──パツンッ、パツッ、パンッ、パツンッ


リズミカルに音が鳴り響き、その中に混じってフルーラの艶声も響く


──パツンッ、はぅっ、パツッ、んぅっ!パンッ、ふぅっ、パツンッ、んっ!

手を離すタイミングと同時に腰を浮き上げるシゲル
一層深く差し込まれる肉棒にフルーラの声もだんだん大きく激しくなってくる


──んっ!ふやっ、っ!んっ、んん、んうっ、ふやっん!ゃんっ、ゃあ!ゃぁ!

ハッハッハッとリズムよく息を吐き出しながら腰に力を入れるシゲル…気を抜くと暴発してしまう…
どんどん腰の動きを早める、えっちな音が小屋中に響く

「シ、シゲルっ!……シゲルっ!シゲルっ!」

切なそうに指を咥えたフルーラが見下ろしている
とろんとした瞳がうるうると涙を溜めている……

「あんっ…んっ…んっ、んっ、んっ…んっ…んっ、は、はげしっ…すぎっ!」

オレンジ色の髪留め布がはらりと落ち、茶色い髪がはらはらと舞う


「な、なんにもっ!か、かんがえっ…られっ…んぁっ…っダメぇぇぇぇぇぇぇぇ!あぁぁぁぁぁ」


カクンと崩れ落ちるフルーラ…その瞬間に吐き出される白い欲望の塊

──ビクッ!ビクッ、ビクッ……ビュルッ、ピクッ、ピクッ…………ビクッ…

ゴポゴポと秘所の隙間からあふれ出る白い粘液の熱さを感じながらシゲルの頭を撫でるフルーラ。

「よかったわよ……シゲルくん……」



…………



「ゴメンね、シゲル…」

「いや、いいよ。今日はそういう風にしようって言ったんだし」


ベッドでシーツに包まる二人。
先ほどまでの上下関係がウソのように笑いあう……

「フルーラの女王様って、あんななんだな……でも、やっぱり優しさが抜けてないぜ?」

「…もぅっ…シゲルったら…恥ずかしかったんだからっ!」


アーシア島の夜明けを背に二人は軽くキスをした。








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