この道わが旅 夢幻工房入り口 -> 2次創作



光明…その後





「こっちだ、がんばれ、もうすぐだぞ…」


光り輝く何かが木々の間を軽々と飛び交う…
そして、その光を追いかける少年。

「…ま、まってよぉ……あれ?うわぁー、出られたぁ…ありがとうございます!」


なんだかわからないけど道に迷った自分を助けてくれた光
なにかの本で読んだ妖精かなと思った少年はペコリとお辞儀をして森の外へ走り出す。

森の外外でウロウロと情けない顔をしていた赤い髪の少年の顔が輝き、ポンポンと頭を叩き一緒に歩き始める。

「しゃーねぇ。ほれ、帰るぞ」

「…ネコベーお兄ちゃん!ごめんなさーい」

ニッコリと笑い、手をつないで歩き出す少年たち。
ああやって仲良く手をつないでいたな…あのときの少年たちも。




「もう大丈夫だね…これからは道に迷うんじゃないよ」

月に照らされてキラキラと光り輝く鎧…
木の上で歩き去る少年たちを見守りながら呟くゴールドヒーロー。
その隣にはシャドウガールが座っている。


「よかったね、あの子…寂しい思いをしなくて」

薄暗い森で泣いていた少年を見つけた二人
このままではいけないと道案内をして珍しく森の外まで出たのだった。


「月、きれいね…」「あぁ…」


森の外に出たのは、結局オレとシャドウを助けてもらったとき以来だろうか…
月の光は柔らかく二人を包み込む。

「…ね……」「ん?」

優しい声に向き直るゴールドヒーロー
見上げるシャドウガールの頬は赤みがかっている

「キスして欲しいの…」




──んっ……ちゅっ…

唇を重ねる…甘い味が広がる……舌を絡ませ水音を響かせる…

──ふぅん…んっ……んっ…ぅ…ぅっ…ぐす……


「…なんで泣くんだよ…」

「ごめん…なんだかうれしくて…」


唇を離し、指先でシャドウガールの目元から涙をすくうゴールドヒーロー
そして、涙の跡にキスの雨を降らせる


「ゃぁん……」

頬、まぶた、鼻、唇、おでこ…そこかしこにキスの雨を降らせられ、甘い声が漏れる
ゴールドヒーローの右手をそっとつかみ、自分の胸に導く…

「ね、もぅこんなにドキドキしてる…」


柔らかい胸の感触にドキドキしながら、もう一度ゆっくりと唇を吸うゴールドヒーロー
そのままゆっくりとシャドウガールを組み伏せてゆく…

仰向けに寝転び、月を見上げながら頬を染めるシャドウガール
ゴールドヒーローは左手で身体を支えながらゆっくりと手を動かし始める

「ここでしよっか…」

柔らかな乳房を優しく揉みしだきながら呟く
人差し指を小さな突起の上に置き、ふにふにと動かす
だんだん硬くなる突起…それと共に息が荒くなるシャドウガール

「ん…はぁ……ゴールドがしたいなら…ぃぃょ…」


シャドウガールの言葉にもう一度キスをするゴールドヒーロー
膝立ちになり、両手で胸を揉みしだき始める

──はぁんっ……ゃぁ…んっ…そ、そこぉ…ぁんっ

甘い声で喘ぎ始めるシャドウガール
顔は真っ赤になって、恥ずかしいのか、腕で顔を隠すようにしながら悶える
服の上からでもピンと尖って自己主張する胸の突起


ゴールドヒーローはゆっくりとお腹の辺りに手を伸ばし、上着を脱がす
白い柔肌があらわになると、今度は直に触り始める

──ぁはぁ…はぁん……んふっ…んぅぅ……きゃぅ…


激しく揉まれるが決して乱暴ではなく、不規則に変わるリズムに一層悶える
そのうちに手を伸ばして、ゴールドヒーローの張り裂けそうなモノをタイツの上から触る

さわさわ…やわやわ…指が淫らに動き、はっきりと形の分かるソレに刺激を与える…
その動きに我慢できなくなったのか、乳房に顔を近づけるゴールドヒーロー

───はむっ……んっ…む……ぅん…
──ぃやぁっ、ぁはぁぁぁぁ……んぅぅ…ぁ…ぁはぁ…

乳房の上で自己主張するピンクの突起を唇で甘く噛まれ一瞬手が止まる
ぺろぺろと胸を舐めながら、時折突起を噛む…

続けるうちに、シャドウガールの手は止まり、下腹部に小さな染みができあがる

「濡れちゃったな…全部脱ごうか…」

「…はぁ…ぁ…ぅ、ぅん……一緒に、脱ご」




マントを木の枝に敷き、シャドウガールの真っ白い肌に傷かつかないようにする
月をバックに見下ろすゴールドヒーローのモノをゆっくり手に取り口に含む…


──はぁ…んむ……んっ…

「どーほ?いっはひしへあへるーね?」

上目遣いで可愛らしく微笑みながら手を添えて唇の奉仕を始めるシャドウガール
根元に添えられた手をゆっくり動かし、唇を使って先の出っ張りを刺激する
もう片方の手は、やわやわと袋を揉み、口の中で舌先を動かし刺激を与え続ける

「ぅ…くっ……ふぅ……ふぅぅ……」

ため息交じりに呼吸をしながら奉仕に耐えるゴールドヒーロー
眉間にしわを寄せ、下腹部に力を入れる

「んっふっふ……ゴールホ…がはんひてる…ぃひよ?だひへほ…」


我慢している姿が可愛らしいのか、目を細めてモゴモゴとしゃべる
その間も口内では刺激が与えられ、透明な液が染み出す…

「ス、ストッ…ストップ……も、もぅ…次はお前の番だよ」


頭の上に手を置き、口での奉仕をやめさせるゴールドヒーロー
ちゅぽっ…と水音が響き、真っ赤になったモノがピクピクと脈打つ

そのまま仰向けに寝転ぶシャドウガール…腰の辺りに手を添えて下腹部にゴールドヒーローの顔が近づく

──ちゅっ……ぺろ…れろ……

「はぁぁぁぁぁぁぁ……ぁぁぁん……」

今度はシャドウガールが大きくため息をつきながら悶える
舌を丸めてつんつんとクリトリスを刺激するゴールドヒーロー

「っ!ゃっ、やぁ、んっ……ふぁ…ぁぁ、ふぁんっ…」

強い刺激に途切れ途切れになるシャドウガールの声
ハァハァと息を荒くして奉仕を受ける




「なぁ…我慢できないんだ…もぅ…」

「ぃぃよ…私も…お願い……」

二人の気持ちが高ぶり、どちらとも無く行為をねだる
恥ずかしがりながらもゆっくりと足を広げるシャドウガール
その姿に思わず息を呑むゴールドヒーロー

「……きてぇ…」

そして、両手を広げて待つシャドウガールの膣内に突き進む

──ズプッ…ズプププ……ズズ……

「あっ…はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

自分の中にゴールドヒーローのモノが挿入される
思わず広げた両手を背中に回し抱きしめる
…背中越しに見える月は青白い光で二人を照らす

「…重くないか?」「…んーん」

「…痛くないか?」「…んーん」

「…怖くないか?」「…んーん」

月を眺めながらぼんやりと答えるシャドウガール
少しの間、熱い肉棒の感触と、熱い膣内の感触を確かめる二人


「動くからな…」


そう言って腰を引き始めるゴールドヒーロー
少し引いては打ち込む、少し引いては打ち込む
そのたびにシャドウガールの甘い声が耳に届く


──はぁん、んっ……んふっ、んぅっ……ひやっ、はっ……ぁっ、はぅっ……

打ち込むたびにパツンパツンと淫らな水音も聞こえる
だんだん大きく動き始めるゴールドヒーロー


──やぁっ、ひやっ、ふぁ、ん、んゃ、や、ひゃ、ふわ、んゃぁ、っ、っふ

それにあわせてシャドウガールの口からは喘ぎ声が漏れる
ゴールドヒーローもハァハァと息を荒くしながら腰を振るスピードを上げる


「イクっ、イっちゃう…もぅ、もぅ…っあはぁ…」

「オ、オレも…も、もぅ…一緒に……な」

お互いの下腹部の熱い塊が渦巻く…
そのまま無心で腰を動かすゴールドヒーロー…そして…


「うっ…」「ゃは…」


小さくうめき声を上げると動きが止まるゴールドヒーロー
その瞬間、肉棒が膨張し、一瞬大きく膨らんだかと思うと膣内に大量の精液を吐き出した

ドクッ、ドプッ、ドクドクッ、ドプドブッ……

──ひ、ひゃっ、は、はゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……


ハァハァと上気した顔で荒く息を吐くシャドウの頭を撫でながら余韻に浸るゴールドヒーロー。
その様子を見て、微笑みながら目を閉じ、うれしそうに眠り始めるシャドウ

その寝息を聞きながら服を整え、マントごと抱きかかえてゆっくりと歩き始める



夜中にふと目覚めると、汗をびっしょりとかいて眠るシャドウ…多分洗脳されていた頃の夢を見ているのだろうか
苦しそうに眠るシャドウの手を握ると、表情が和らぎ、またすぅすぅと寝息を立てて眠り始める

「夢の中でもどこでも助けに行くよ…シャドウ」

唇にそっとキスをして、眠りなおすゴールドヒーロー
握った手が離れることは…この先ないだろう。










この道わが旅 夢幻工房入り口 -> 2次創作