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ゲーム体験記

マジカルバケーション
機種:GBA / 発売:任天堂


プレーンと呼ばれる平面世界が広がるこの世界…

それぞれ、風、毒、美、刃、音、火、岩、古、雷、水、獣、木、虫、闇、光、愛…の16属性の魔法と精霊の力が働いています。


さて、物質プレーンにあるコヴォマカ王国にウィルオウィプスという魔法学校がありました。

その学校に通う、あなたとクラスメイトたち。


暗いうわさの流れる臨海学校に出かけたとき。それが、事件の始まりだったのです…





〜〜〜


ある夕闇に染まる会議室…突然呼び出されたプロジェクトリーダーたち。

待っていた部長は、重たい口を開きこう言った。

「ここに3Dツールがある…使えないヤツは、ココから去れ!」



なーんて、ケツのアナの小さい 事はなかったと信じたいのですが、最近のゲームは猫も杓子も3D!



そんなゲーム業界をひた走り、映画なんか撮っちゃって暴走気味なあの会社から、数年前に独立したのが…ブラウニーブラウンです。




その処女作として作られたのが、小さな魔法使いたちが織り成すファンタジーRPG「マジカルバケーション」


主人公となったアナタは、13属性の魔法からひとつ選んで冒険がスタートします。

初めから選べるのは、風、毒、美、刃、音、火、岩、古、雷、水、獣、木、虫…の13属性です。


それぞれの精霊と仲良くなると、戦闘中に呼び出すことができます。

精霊はそれぞれ、〜に強く、〜に弱いという風に設定されていますし、同じ属性にはとことん効かないので、考えどころです。


また、精霊を呼び出して魔法をかけると、2倍、4倍、8倍…と、威力が跳ね上がります


まるで、あのスクウェアの名作ファイナルファンタジーIIIを見るような感覚です。

右手に持ったエクスカリバーで16回ぶん殴った挙句に、左手に持ったマサムネで16回ぶん殴る!



まぁ、今回は同じ事を敵も行うので、あまり同情しません。

と、いうか精霊3匹ほどでこちらは瀕死になりますが



よ、呼ぶなっ!コレ以上、闇の精霊を呼ぶなっ!





さて、このゲームはなんと言っても通信がウリです。


通信ケーブルを使って、相手のカートリッジと通信するといいことが山ほど起きます


  • 自分と違う属性の主人公と通信すると、新しい魔法を覚えることができるっ!
  • 通信相手が持っている温泉に入浴すると、ステータスアップっ!
  • 通信回数が100人になるまで通信しまくると、スタート時には選べない魔法を覚えられるっ!

とっもだっち100人でっきるっかなっ♪


実際、100人と通信できるような環境は、大きなお友達がたくさんいらっしゃるゲーム専門学校しかありませんが。





それでも、任天堂さんにしては珍しく 主催で通信大会を開いてくれるので安心です。

私が通信大会に行ったときには、2時間弱で100人と通信することに成功しました。





だいぶ年齢のばらつきがあったりしましたし、日本橋という土地柄、大きなお友達も多かったのですが、やはりそこは任天堂。


ほら、大手を振って小さなお友達とお話できるチャンスですよっ!

…不適切な表現があったことをお詫びします



新しい魔法を手に入れることによって、冒険を進めるのが楽になったり、普段は手に入らないものが手に入ったり…

ポケモンとはまた違った通信の魅力がそこにあります。




マジバケの物語自体は、とてもハートウォーミングな心の成長のお話です。



クラスメイト同士、それぞれの心の葛藤や、気持ちの揺れ動き。

大人はナニを考えてるんだろう?なんで、大人は僕らを助けてくれないの?


世界はナニを考えてるんだろう?なんで、世界は僕らを助けてくれないの?


ナゼの疑問で満たされながらも、プレーンを走り回るクラスメイト。


そして…


そこから導き出される、世界の理と自分達の役目。

























最後になりますが、

さかさまから読むと「モリソバ」だったり「タコヤキ」だったり「スキヤキ」だったりする地名やキャラは、

ちょっといただけないな…と。










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